友達の作り方。

いつも一人でいるから、

世界がつまらなく見える。

いつも100対1に思えるから、

世界から逃げ出したくなる。

コミュニケーションって何だ。

苦手ならそれで全て終わりなのか。

 

でも、自分を偽って、いつも誰かといるのは疲れる。

やっぱり一人の方が楽でいられる。

でも、孤独に耐えられるほど自分は強くない。

 

世の中で生きるとは、人の中で生きていく事。

迷惑かけず、重荷にならず、邪魔者にならないように生きていたい。

だから、人の中で、楽に生きていく方法を

身につけなければ。

 

初めから、意気投合して、いい人ばかりで、自然に溶け込めて。

それは不可能に近い。

 

 

①利用価値

人の関係は全て『ギブ&テイク』の上で成り立つということを理解する。

 

無償の愛なんて存在しない。

親でさえ、自分の本能を満たす為に、罪悪感にさいなまれないように、

子供を育てている。

だから、自分の利用価値を知り、それをアピールすること。

 

同じ環境に属していることが、そもそものお互いの価値となる。

できれば助け合って、敵対する必要はないのだから。

駒でいい。

そうした駒は無いより有るほうがもちろん良い。

 

 

②初対面

隙を見せる事。下手(したて)に出る事。

 

相手を意識した時に、軽く会釈するだけでもいい。

緊張でハニカんだ顔でいい。

できれば、名前を伝え、「よろしく」の一言が言えればなおいい。

何か問いかけられたら、自分のできる範囲で応えればいい。

無視、無反応、壁は一瞬で作られてしまうから。

 

最初さえクリアすれば、

少しは楽になるかもしれない。

無理に頑張って、盛る必要はない。

 

 

③自己アピール

お互いふるいにかけ、選別する。

 

お互いに一言交わしたら、

そのうちにもう一歩踏み込む時が来る。

自己紹介、プロフィールの発表、共通点の探し合い、主導権争い。

正直、どうでもいい。

別に仲良くしていこうとは思わないし。

それでいいなら、すれ違った時の挨拶さえ続ければ、

『認知』している合図、つまり浅い関係性は続けられるか。

 

ただもし、良好な関係を築いていこうとするのなら、

この残酷な儀式を乗り切る事。

 

相手に合わせる必要はないが、

良いと思ったことは、素直に受け入れる。

そして2割増くらいの反応で返す。

駆け引きを考えず、素直で、時には馬鹿と思われるくらいの反応が

一番人を引きつける。

 

良くないと思ったことには、決して無視はせず、

相手を誹謗中傷しないように、と考えれば、それなりの反応になる。

 

できれば受け身だけではなく、

自分の素性も少し発表する。

嫌いな事よりも好きな事をなるべく言えたらいい。

 

話したい事の、50〜80%を出し切れば、

次につながるという見解もある。

 

誘いを受けたら、最初の一度くらいは付き合おう。

それがどうしても自分に意味のないことや

どうしても都合のつかない時は除いて。

 

あまりに好き嫌いが合わなければ、

その人とはそれまで。

 

あとは最終ボタンが押さず、ビジネスライクな関係をキープすること。

いわゆる、キープ。

 

 

④まとめ

行動的でなくても、人に優しくしようとする意識を持つ。

 

自分の利用価値を作ること。

自分に隙を作ること。

自分は人嫌いでないと暗示をかけること。

 

趣味嗜好の範囲を広げて、引き出すを増やす?

人を笑わせられるように努める?

いじってもらえるような、特徴を作る?

そんなことが今さらできるのなら、最初から苦労してない。

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器用でなくても、もう少し楽に生きたい。